ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
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永さんの五七五届きて雨の夜

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 *男ですあけすけに読む五。七。五

 *下町が恋しく成るや鬼灯市

 *寂しさは老いて知るもの恋も知る

手抜きせぬ夕食の膳ビール飲み

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 *居候早く帰りて厨いり

 *バイトした腕は確かな夏の膳

 *小憎らし夏懐石の夕ご飯

 *案じての携帯掛ける受信拒否

除草剤撒くまかないで揉める雨

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 *本当によくぞ伸びたる夏の草

 *足病みて庭が荷物となりし日々

 *栗の花匂い無くして梅雨にいる

夏野菜篭に溢れてレジ通る

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 冷蔵庫の野菜室が何時も空っぽで献立すら思い浮かばない日が
何度かあった今年の冬から春先でした。

 久し振りにスーパーに行ってみるとお野菜の値段が・・・お財布の
中身も考えずに手当たり次第篭一杯にお野菜が・・・どれも捨てがたく
レジに並んでおりました。

 持ち合わせで用事足り気持ちがホッコリ、帰りの元気さは重い荷物も気にならずでした。

*夏野菜ギュと詰め込みて餃子焼く

母のセル悪戯に着て宵灯り

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 *亡き人が見えた気がする白絣

 *盆踊り洗い張りして着せて出す

 *着慣れない浴衣の袖の長きかな

梅雨寒やエプロンを着て勝手立つ

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 *梅雨寒や焦がれる胸に真沙女あり

 *紗らの花一夜の思い抱いて散り

 *本棚に穴開けてきた真沙女かな

 *梅雨寒に今なら許せる母の恋

 *爪革を付けて路地行く丙午

けなるいをテレビで聞し夏近し

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  *幼き日友の手提げをけなるがり

  *岐阜弁と上州弁や青き空

  *おやげない我が身を思う雷鳴と

(けなるい)は羨ましいの上州弁    おやげない・・・可哀想の上州弁です。

気もそぞろ検査結果末壁写真

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  *一言が胸撫で下ろす梅雨に病み

  *背に一人前に一人の梅雨晴れ間

  *来た道を振り替え思うタチアオイ

ラウンジの静けさの中初夏の冨士

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   *芽吹く木を見て励げまされ杖をつく

   *リハビリの動作難し麦の秋

要無く乱れた侭の扇子閉じ

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次々と息つく暇もなく色々な問題が身体にも家庭にも起こる物です。

若いときでしたら跳ね返す体力も気力もあり、主人が倒れ幼子を
抱え、途方に暮れながらもどうにか生きてこられましたが・・・

年老いた今は、気力も体力もなく為す術が見あたりません。
それぞれの立場でみんな頑張って生きているのですが・・・

 *足も手も我にそむきて梅雨入りぬ

 *雨降る日外出出来ぬ篭の鳥