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ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
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新5千円札と一葉

新しい5千円札を手にして、急に一葉の「たけくらべ」を読んでみたくなりました。
下谷の竜泉寺にある一葉記念館には、近くに住んおりましたので行ったことがあります。


「だいもんのやなぎいとながけれど・・」の書き出しで始まる、「たけくらべ」の世界・・
下町の、子供達の生き生きした姿が、実に良く書けていて、今にも、あの「駄菓子や」
から腕白どもが、飛び出して来るのでは・・その腕白達を、上手くあしらう「みどり」の
幼いながらも、姉御肌の気っぷの良さといずれは、そうなるであろう世界での生きていかざるを得ない姿を、暗示させるかのような、幼いながらも、男の心を妖しくも操る様
が見事に書き出されています。
「真如」に対する儚い思いは・・・奇しくも「みどり」が女の印をみて床に伏せているときでした・・小雪の舞う寒い朝1本の水仙に思いを託し櫺子格子に挿して旅立つ「真如」の想い・・・今の時代では、考えられない美しい物があります。孫に、この話を、しましたら
考えられない!!で・片づけられそうですが・・・
心に秘めた初恋の思いでは、何時の時代でも、美しく在って欲しい物です。

今は、吉原もなくなって、観光客用の「花魁道中」が、在るだけとか・・
遠い明治の時代に、一時を、タイムスリップした時間でした。

 「大門も駄菓子屋もなく竜泉寺
 5千円札にて懐かしむ」

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