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ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
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病棟風景・・様々な人々(困惑の日々)



脳神経外科と形成外科の混合病棟だったこの病棟には、色々な
人が入院しておりました。元気なときは感じないで済むことも、
身体も心も疲れておりますと些細なことに神経がビリビリして
おります。

同じようにご主人の看病をしている奥さんで長い入院生活らしく
看護婦さん始め先生方と親しく話せる方が何かと良く教えて下さるのですが、優しいのか意地悪されているのか此方が困惑するばかりで困りました。

重傷患者が多い為に家政婦さんが沢山付き添いさんとして働いていた病棟でしたので、何かにつけて意地悪をされて悲しい思いを致しました。

まして重傷患者でしたから、家政婦さん達が良く覗きに来ました。彼女達はみんな個室の付き添いさんですから綺麗な部屋にテレビが付いてロングのソファーが有って何時でも横になれますし、一通りの事をやってしまえば後は呑気な物でした。

リカバリ室でしたので、此処にいる限りは座る事は出来ないのよと古くから居る人に言われますと一日立ち通しで足は棒のように腫れ上がり夕方には、歩く気力もなくなるほど、重たい足を引きずっておりました。

主人の看病に慣れない上にこんなに凄い人と同じ部屋になってしまって果たしてやっ
ていけるのかしらと心細くなるばかりでした。余りの酷さに主任さんが気が付いて下
さいまして。よその病室にその方を移して下さいました。

彼女も脳腫瘍のご主人を抱えて何年も入退院を繰り返している気の毒な方でしたから。ストレスから来る意地悪だったのでしょう。人間は何処かではけ口を見付けないと
身が滅んでしまいますから、それにしても私でなくても良いのに・・

所がお部屋が変わると人が変わったように優しく良い人に変身したのです。やはりカ
ーテンも引く事も出来ない丸見えの部屋にいることの辛さが耐えられなかったようす。

何かと良く教えて下さいましたし良く面倒を見て下さいましたので、私も看護のノウハウを身に付けることが出来ました。今私が元気な身体でしたら看護のお仕事が充分出来ると思います。つづく

「安らげく時を持てない悲しさに心ないことしてみたくなる」

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