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2005-04-30(Sat)

病院の一日(空しさ)



朝6時の起床に始まる付き添いの一日です。身支度の心配は
ないのです着の身着のままで横になっているだけですから
エプロンだけ掛ければ完了です。貸し布団屋さんから借りて
いる布団を布団部屋(リネン室)の棚に仕舞いに行くのが
大変でした。ぼんぼんベットは畳んで主人のベットの下に
入れます。

清拭用のお湯を湯沸かし器から持ってきて、主人の身体を綺麗に
拭きます。かなり熱いお湯ですから、ゴム手袋をはめないと熱くてタオルが絞れまん。
馴れない内はこれが出来ませんでした。

口の中も綺麗に拭いて清潔にしておきませんと病人特有の匂いがしてきます。
意識がないのに口の中に指を入れますと、ぎゅと囓られて私の指は何時も傷だらけでした。鼻を摘まんでも気管切開をしておりますので苦しくないので口は開いてくれません。此が一番辛く情けなく思う一瞬でした。

ベットサイドを綺麗に整えて洗濯の順番を確保し、朝ご飯を急いで済ませます。
朝は簡単にパンで済ませておりました。付き添いさん専用の簡単な台所が有りまた。
50円入れますと魔法瓶一杯のお湯を沸かすことが出来ます。

そして朝の回診をまつのですが先生の回診を待っても何の変化もないのが心細さと疲労を倍になるだけです。

大学病院でしたので幸いなことに学食が有り助かりました。(夏休み中は学食はお休みで娘が家から運んでくれました)お昼をそこで済ませ」夕食の分も買っておくのです。寒い時期になりますと時には、温かな食事が食べたいと思いました。

午後は洗濯物を取り込み片づければなにもやることはないのです。
側にいて手足をさするくらいで昏々と眠る人を見て、100日以上の日を送ったのです。
マメにやらなければ行けないのが気管切開しているカニューレからの吸引でした。

9時の消灯間近に洗面所で自分の身体を拭いて就寝時間が来ますと休みます。
一週間に一度くらいの割合で近くの銭湯に行くのが唯一の息抜きでした。

夏も過ぎ秋も終わり肌寒い日が日増しに増してくる11月の半ばになってヤット意識が戻ったのですが。
廃人同様でしたタダ目が開いただけで手も足も硬直しておりましたから・・つづく

「眠る人タダ眺めてる日々なれど普通に起きる気がして観てる」
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