2005-08-14(Sun)
クラス会名簿

クラス会名簿に目をやると「死亡」の人が年々増え
て来る・・年だなぁと思うこの頃です。
中に一人気になる人が居ました。
彼は戦災孤児だったのです。
東京から母方の親戚に引き取られては来た物の
の、何かと不自由な生活を送っていました。
中学生とも成りますと年頃ですし、余り友達も作りたくないようで何時も一人で講堂
の壁にもたれて青い空ばかり見ている男の子でした。
同じ東京の空の下にいたと思うと気になって仕方有りませんでした。
特に学校でお金を集める日には、黙って外に出て行ってしまうからです。
クラス担任の先生は、何時も黙って彼の分をソット渡してくれました。
必ず「誰にも言うな」が口癖でした。
彼の名前の横に「死亡」の字を見付けてホッとしたような、物悲しいような気がした
のも八月十五日が近いせいかもしれません。
迎え火を焚くからね・・「明君」・・


