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2005-09-17(Sat)

お蚕さま

かすてらさんが書かれた雲仙普賢岳火砕流、その
後の記事を見て。

故郷の家の庭から四季折々に美しい姿で見える浅間山
が噴火した日のことを思い出しました。

私が、13才になった麦秋の頃だったと思います。

トタン屋根にサラサラと何とも言えない優しい音がするので目が覚めたのでした。

父も目覚めておりまして、噴火したなぁ〜と一言。

そうです、毛ごから育ててきたお蚕さまが、もう少しで繭を作ろうとしている矢先の
出来事でしたから。

すっと起きあがった父は、雨戸を開けると黙って外を見ておりました。

庭がうっすらと雪化粧でもしたように白くなっていたからです。

降る灰は、目には見えませんが小屋の屋根が積もった灰で白くなっておりました。

「外に出るなよ・・・」と言われ起きたのですが傘をさして西の空を見ますと真っ白な
キノコ雲が浅間山の上に傘のようにおおい被さっ居りました。

街道に出ておりました父は、風向きが悪いと言って家に入ってきました。

小さな卵から掃き立てて、一眠から三眠迄、夜も寝ないで温度の管理から桑を
やったりと。

赤ちゃんを育てるのと少しも変わらない愛情を注いでここまで大きくしたのですから。

父の心配は手に取るように伝わってきました。

火山灰が降り積もった桑は、お蚕にはやれないのです。

その日はお天気が良いのに、傘をさして学校に行きました。

夕食の時に、桑がダメでお蚕を利根川に流しに行く話を聞きました。

風上の家に相談してみても、桑は手に入る見込みが経たなかったようです。

何処の家もみんな川に流すしかない状態のようでした。

沢山の蚕にやる桑は、八方手を尽くしても手に入れる事が出来なかったのです。

あと少しで、ずになって繭になることが出来たのに、リヤカーに積んで流しに
行く、父の姿を今でも忘れることが出来ません。

自然が相手の農家の厳しい生活のひとこまです。

※浅間山は、群馬県と長野県の境に在って今も時々小規模な噴火を繰り返す活火山で、有名なのは大昔の大噴火で流れ出た溶岩で出来た、鬼押し出しです。

※蚕の飼い方
[ 更新日時:2005/09/17 08:07 ]
2005-09-17(Sat)

靴は揃えて

何時もキチント揃えて脱いである作業靴です。
外に出るときは、キチント履きやすいように、
「いってらしゃい」になって脱いであります。
感心・感心です^^



この作業靴を見て、小さい時の躾の大切さを
思い知りました。

何時も玄関を上がるときは、「いってらっしゃい」
にして上がることを躾けてきましたので・・・

息子は、意識しないで出来るので現場で助かるそうです^^
これを「親ばか」と言います^^;
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