
息子との縁談が整って此方の都合もあってか彼の方から家の方に出向いて来てくれた。
自分時の訪れには自分が食べたかったからと言い訳しながら照れたようにピザを買って持ってきてくれた。
女でも気が回らない人が昨今は多い中で良く気の付く人だった。
背が高く山男らしい筋骨逞しい顔立ちの端正な人だった。
気取りが無くざっくばらんで食事も私の手料理が好きだった。
肉じゃがの汁をご飯に掛けて食べたいからとお代わりの茶碗を出した手は驚くほど大きな手だった。
肉じゃがの醍醐味をみんな気取って食べないけれどこうして食べるのが
最高と丼の底が綺麗に片付いている食べ方だった。
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