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ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
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秋桜(1)

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何時もカーブに来ると意識をしなくても車のスピードは自然と落ちているのに今日はどうした事か自分でも解らない早さでカーブを曲がっている。
暗い夜道で対向車が有るような道ではないから事故に繋がる心配はないのだけれど。
心の何処かで早く事を済ませてスッキリしたいと思う気持ちの焦りが車の運転に現れているのかも知れないと思うとあの時気安く話に乗ってくれた女が恨めしかった。
お陰で難なく事が運び今日の日を迎えることが出来たのだがその事がなおさら忌々しく感じられて車の運転が荒々しくなっていることを自分でも解っているから一刻を争うようにしてこの事から解放されたいと思う気持ちが増してくるのをどうすることも出来ないで居る。
山道を下りきって国道を横切ると国道より立派な県道の標識が見えてきた。
標識に沿って右に曲がれば約束の場所に着くと思うと幾分気持ちが落ち着いたのか車の運転がいつものペースに戻っていた。
そんなに嫌なら何故あの時に自分から手を出して金なんか借りたのだろうか。
まるであの時の自分は渡りに船のような感じではなかったろうか。

経った3年間一緒に暮らしたとしても今は赤の他人同然の女から返す
約束はした物の金を借りたこと自体が許せない行為として今日まで過ごしてきた。
行き詰まるとはこうゆうことなのだと始めて知った。
バブルが弾ける前は飛ぶ鳥を落とす勢いで宵越しの金は持たないと豪語していた時期も有ったのに50近くになってこのざまでは俺もお終いかも知れないとこの所気分が苛ついていて落ち着かなかったのだ。
嫌なことからあと少しで開放されると思うと妙に寂しさが湧いてきた。
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