
朝早くから父が大きな焙烙を此も大きな養蚕火鉢に沢山の炭を
熾して良く選った大豆を炒り始めます。
丁寧に飽きることなくかき混ぜながら・・・家中が豆の香ばしい
薫りでむせるようになりますと。
煎れた大豆は神棚に一升升に入れられて飾られます。
これからが父の大変な仕事の始まりなのですが。
この時期を旧正月としてお祝いをしお正月気分から抜け出し野良仕事が
始まるけじめの日だからです。
麦踏み・さく切り・草むしりと二毛作地帯は休む暇がないのでした。
その前祝いと厄除けを兼ねて節分行事は大切に各家で行われておりました。
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