話芸

夕食時にTVに縛られて大笑いと成ったのだが。
心の中では此で良いのだろうかと不安が広がっていった。
失われて行く言葉の数々が亡霊となって押し寄せてくる夢を見た。

あるTV番組で「へっつい幽霊」の落語が語られており。
意味不明の孫が。
「(へっつい)ってなぁ〜に」と聞いてくる。
「今で言えば(ガスレンジン)よ」・・・分かっていない様子の
生返事が帰ってくる。

話しが進んで「お釜」がでて来る。
此も「炊飯器」と答えて置くが・・・最後の落ちがまたまた意味
不明のようだった。

「あっしゃぁ〜ね。幽霊ですから足が出るような真似はしまん」・・・と。

益々意味不明になって来た様子で幾ら丁寧に説明しても理解には
ほど遠そうだった。

こうして時代が流れて言葉が少しずつ変化していくことは仕方が無い
のだろうか。

家の中から「神棚」が消え・竈が消え・お釜が消え・薪が消えて炭は
バーベキュを連想させるだけ。

「足が出ない」とは、これ以上お金は使わないと言うことには結び
つかないようだった。

年代の相違で済ませて置いて良い物だろうか。
「落語」は日本文化が凝縮されている素晴らしい話芸であってその本が
好きで良く読んでいる。

「言葉」の面白さが良い勉強になっている・・・が「古きを訪ねて新しきを
知る」はもう通じない時代・・・


14:09 | つぶやき | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑