ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
2007年05月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2007年07月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2007年06月
ARCHIVE ≫ 2007年06月
       次ページ ≫

≪ 前月 |  2007年06月  | 翌月 ≫

早慶戦・・・ヽ(^∇^)ノ

「短編・・・孤独」

マウンドに立って彼は今自分が置かれている立場を
改めて感じたのだ。
ユニホームのズボンのポケットに自然と手がゆく
取り出したハンカチで額の汗を拭う。
これから始まる大切な試合が観衆のざわめきで
彼の全身に伝わってくる。
ハンカチをズボンのポケットに皺にならないように
終うことで自分に自分で言い聞かせていた丁寧に投げよう・・・と。

先程から母親が階下から大きな声で呼ぶ声を聞きながら返事だけで
降りていく気にならないでいる。
降りていったところで・「あれは持ったのこれが必要だと思うわ」
とやたら荷物が増えるだけだから何時までも子供扱いされている
ことに少し腹が立っていたのだった。
友達に言わせると贅沢な話しだと言われるのだが・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日は早慶戦でした。

その昔神宮球場で主人と外野席の芝生に座って
観戦した早慶戦が思い出されました。

野球より面白いのが応援合戦で早稲田の福ちゃん
と慶應のミッキーマウスのお人形です。

早稲田が勝てば新宿の繁華街が賑わい慶應が
勝てば銀座が賑わう時代でした。

今年は麻疹が猛威を震い大学は休校の様ですが
ガンバって勝ってくれましたヽ(^∇^)ノ

優勝おめでとう!!

※斉藤君がハンカチ王子として騒がれる前に
勝手に書いた「創作短編」です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(その2)
約束通りいつもの公園に出向いて行くと彼女は
日差しを除けて藤棚の木陰で静かにベンチに
座って本を読んでいた。

甲子園に行く前の日には必ず会うことを約束して
いたから・・・
家を出るのにしなくも良い言い訳をしていた自分がいたことが少し 後ろめたい
感じがした。

(俺にだって青春ぐらいさせろよ)
と心で思っても口に出せない自分がもどかしいのだが。
母を思うと口に出せない今の環境にいる自分を承知はしているの だった。

「待たせてごめん!」と近づくとニコッと笑った顔が堪らなく愛おしく 思えてくる。
このまま何もかも自分の手の中に入れて終いたいと思ってしまう。

「忙しいのに呼び出して」と手渡された包みを 「開けて良いい」と・開いてみると
真新しいハンカチがユニーホムの ズボンのポケットに収まる大きさに丁寧に
畳まれていたのだ。

「最後まで頑張って・それだけの枚数が這入っているから」

ゆっくりと振りかぶると第一球のボールは手を離れキャッチャーミットに
吸い込まれていった。

ナインに迎えられてベンチに帰り勝利投手のインタビューに答えながら
ベストエイトまでは頑張ろうと腰のポケットに手をやる。

※2006年8月13日記