
新婚間もなくの初夏に北海道へ「流量計」の実験出張で疲れ果てたのか
列車の中からの電報で。
上野駅まで迎えに出ると鈴蘭の花束と小鉢を手に提げて・・・
あれから幾歳の月日が流れたでしょうか。
今年もあの日の鈴蘭が見事に咲き春風に揺れております。
「真っ赤な実が付くけれど猛毒らしいよ」と言われた言葉が耳元で鮮やかに
聞こえた朝です。
可愛らしい鈴の音と香りがあの遠い過ぎた日を昨日のように思い出させてくれ
ました。
貴方の愛してやまなかった「ターちゃん」に花束にして届けました。
[ 更新日時:2008/05/02 10:07 ]
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