ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
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百八灯の歴史

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地域から今日は

祭礼「百八灯献灯会」の紹介。

この祭礼は、氏子たちが明かり(ロウソクまたは松明)を灯して
寺社・神社に奉納し、諸願成就を願うという、古くからある、盆供養の
仏事行事の一つだ。

当地では毎年四月八日に最も近い、土・日曜日に神事行事として
行なうのが特徴である。

町の北側にある、御嶽神社の春の祭礼として行なわれる。

当日は朝8時半から午前中、神社総代と町会役員総出の
作業がある。
ほかの作業とともに、神社境内へと続く階段脇の斜面が
雛壇状に削り込まれる。

日が暮れて暗くなると、町の人たちが次々に集まってくる。

削り込まれた山の斜面に、3000本近くのロウソクを刺し灯を
ともして、諸願成就を祈る。
それが暗闇にうかび、辺り全体が神秘的な雰囲気に包まれる。
幻想的な祭り行事である。

紀元は江戸時代初期の寛文7(1667)年だとされる。
武蔵御嶽神社から分霊して祀ったものと言われ、代々御嶽山を
崇拝する住民たちによって引き継がれてきた。

戦時中、軍の命令で禁止され、以来約40年近く中断した。
それを昭和56(1981)年に復活した。

今では八王子市の八十八景の一つになっている。
 戦前はわずかに30戸ほどの農村集落であった地域が、今宅地化が
進んで400戸を超える町に変った。
住む人々の意識も様々な中、新たな「ふるさと作り」であるこの祭りの推進に、
ひたすら励む氏子たちは、今やこの町の支えになっている。

*会報誌に載せるに当たり写真を提供致しました。