FC2ブログ

ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
2011年12月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2012年02月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2012年01月
ARCHIVE ≫ 2012年01月
      

≪ 前月 |  2012年01月  | 翌月 ≫

鯛の骨

2006_1224_133556-2006-12-24 13;29;48
暮れに届いたお魚の中に大きな鯛が一匹綺麗に、三枚に下ろされて
這入っていた。

お刺身で食べても大丈夫だと思ったが、鯛ちりにして頂く。

独り鍋をつつきながら、思いは遠く過ぎた日を思い出していた。

あの夜、主人は無断外泊で私は、腹が立っていた。
何かのお祝いで頂いた折り詰めに見事な鯛が一匹這入っており「潮汁」にして
食べた。

主人の分が鍋に残り、未だ一歳半の息子に骨を取り、朝食べさせて居ると電話が
鳴り、慌てて出ると主人からで、此から帰ると言う、そうだ、今日は日曜日だった
のだ。

食卓を背にして電話に出ていた私が振り向くと、息子の様子が可笑しいのだった。
喉に手をやり、「げっこぽっこ」して苦しそうだ。

何が起きたのか一瞬理解できないでいたのだが、鯛の骨を入れたお皿が目に入り
彼は、それを口に入れて飲み込んで仕舞ったようだ。

急いで抱き上げ背中を叩いても苦しがるばかりで、手の施しようが無く気が動転している
私を尻目に息子は血の固まりを吐き出したのだ。

自分一人では、どうすることも出来ず、下の家に飛んで行き、失血が酷く救急車を
呼ぶ方が良いと言われ、救急車に乗る羽目になったのだ。

日曜日であるのと、団地の町として急激な発展と人口増加の町となった町田市で体験した
出来事で、救急当番医は何処も満員だったが、救急隊の方が息子のただならぬ様子に
「稲垣耳鼻科」に搬送され、長い鉗子で喉に刺さった大きな鯛の骨を抜いて頂いたもの、
の出血は傷が大きいために止まらず。

何も知らずにお昼頃帰宅した主人とは、口も聞かず何日かを過ごしたのだが、後にも先にも、
一度きりの喧嘩であり、その数年後に主人に寄り添い救急車に乗る羽目に為ろうとは
思っても居なかった。

久し振りに骨のない鯛を食べて鯛の骨を思い出すなんて・・・
スポンサーサイト