
封切り映画を見に行くのは何十年ぶりだろうか。若い頃は仕事の関係で
良く試写会の切符を頂き楽しんだものだったが。夕涼みがてら連れて行って貰う。
封切り初日と有ってホールは人人で溢れていたが、ネットで座席の予約を
しておいたので良い席で見ることが出来た。

「堀 辰夫」は好きな作家でほとんどの作品を読んでいる。「風立ちぬ」は結核療養所
で療養する恋人を励ましながら小説を書く作家の細心な心理描写が美しい高原の風景と
重なって一編の「詩」の様な小説である筈だったが・・・
零戦の設計者「堀越 二郎」が主人公とは知らなかった・・・ラブロマンスに出来て
いたが「百田 尚樹著」「永遠の0」を読んだ後には涙は出なかった。
歳のせいなのか、戦中派で戦争の恐ろしさを身をもって経験しているからかだろうか。
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