ひなたぼっこの縁側日記

日々のことをつれづれなるままに書いて行きたいと思います。
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遠い日を 思い出させて ぼけの花

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鮮やかなオレンジ色の木瓜を見つけました。

遠い昔の光景が鮮やかに蘇り口の中が渋く思わず唾を飲み込みながら
懐かしさに更けた時間が其処にあり、豊かな食生活の時代に生きる有り難さに
感謝する。

梅雨が過ぎ暑い夏が近づくと木瓜には大きなこぶのような実がなる。

お菓子のない時代、屋敷の内になる実は安全で食べられる事を子供達は
知っていた。学校から帰りいち早く木瓜のみを見つけた私は、悪いことでも
するようにソッと自分の拳ほどの実を遠慮しがちにもぎ取ると西の小屋の陰に
隠れて暫くは、手のひらで撫でていたが。

喉の渇きに我慢が出来ず、父の姿を見かけると「食べても良い」と聞いた。
父は笑いながらでかいのがなった物だと言いながら惟笑っていた。

独り占めが出来る優越感と父の許しが有った安堵感でがぶりと囓った瞬間に
父の笑い声が重なり、同時に口中に広がる物凄い渋さに思わず手で舌を掻き
水を飲みに台所に飛んでいったが、水を飲むくらいで収まる渋さではなく。

今でもあの渋さを思い出すと身の毛が与奪のだ。

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