2007-05-17(Thu)
乗り合いバス

夕焼け小焼け号がこの連休でバスは長いお休みに入ってしまいました。
未だ新しい形のバスだと思っておりましたが40才だそうですから
引退も仕方ないのかも知れませんが。
私の想い出の中に残っているボンネットバスはもっと形が古い物です。
座席は相向き合いで座れる人は僅かでしたから前の人の荷物は自然と
自分の膝の上に置くのが普通でした。
方向指示器が長い三角形のような物が出て曲がる方向を知らせて
おりました。
ボンネットも蛇腹で横から巻き上げて山道を登る前に車掌さんが
バケツでお水を入れていた姿が羨ましくて一度やってみたいと
思ったものです。
女の車掌さんが鋏で切符を切っていてバス停に来ると自分が先におりてからお客さんを下ろした後バスに乗ると綺麗な声で「発車オーライ」と言っておりました。
戦後は木炭車で山道に来ると男の人がみんな降りてバスの後ろから
押して山を登るのでした。
一日に何本も本数が無く発車した後は次のバスを待つよりは自分の脚で歩いた方が目的地には早く着きますので良く歩きました。
履き物は靴では無くて下駄でしたから田舎道では時々下駄の歯に石が挟まって叩いて取り外した記憶も今は懐かしい想い出です。
空襲から解放されて長閑な時間を歩きながら電信柱のホーローの看板を読みながら歩くのは字が読める嬉しさを意識した初めです。
バスからボンネットが無くなった頃は自転車族になっておりました。
バスの中は和気藹々で世間話に花が咲き人と人が触れ合える良い乗り物でした。


